サウナ、流行ってますね。もう2,3年流行ってる気がしますが。
サウナと水風呂を交互に楽しむことによって「身体がととのう」のが良いと、この間テレビでやってました。
「ととのう」という状態が気にはなるんですけど……私には無理ですね。
いや、「温泉」は大好きなんですけど、サウナと水風呂どっちも苦手なんですよね。
サウナはちょっとなら良いんですけど、呼吸が熱を帯びて息しずらい感じがあるし
水風呂は……あったまりに来たのに冷やすというのが分からないんですよね。しかも温泉と違って、鬼ほど冷たいじゃないですか。あんなの入ったらぶったおれるんじゃないだろうかと思う。
まぁ、でもきっと慣れてる人には良いんでしょうね。
今回レビューするのは「たべごろ!スーパーモンキーボール 1&2リメイク」。セガから2021年10月7日にPS4,PS5,NintendoSwitch,PCで発売された。価格は4389円。
この作品はタイトルに「リメイク」と書いてある通り、もちろんリメイクだ。GCで発売された「スーパーモンキーボール」「スーパーモンキーボール2」、そしてPS2/Xboxで発売された「スーパーモンキーボールデラックス」が収録されている。まぁ「デラックス」は1,2を合体させたソフトなので、実質デラックスのリメイクと言えるだろう。ややこしい……
また、ただの移植ではなく一部バランス調整がされており、しかもバランス調整前もおまけで収録されている。
かわいいサルが、かけめぐる
スーパーモンキーボールは言ってしまえば「球ころがしゲーム」だ。
サルの入ったカプセルのような球を転がしてゴールへ運ぶ。非常に単純だ。
ちょっとだけ複雑なのは転がし方。サルが入っていることもあり「プレイヤー兼サルが球を転がしている」という自走式に見えるが、それは違う。このゲームは「プレイヤーがフィールドを傾けて球を転がす」という操作スタイルだ。
▲※ステージを左に傾けてます
その傾けるフィールドことコースはなんと300ステージ以上!!この値段でこのステージ数はお得だな……とも思える。
また、転がしているサルや球のカスタマイズをすることが出来る。性能は大きく変化されないが、お好みで。また、DLCで昔のデザインや、ゲストキャラを購入することが出来る。
▲セガキャラはゲーム内コインで購入可能。でもキャラボイスは無い。
騙されるな。コースは”かわいくない”ぞ
このゲーム、実はコースが滅茶苦茶難しい。コースがせまいなんて言うのは勿論のこと、空中制御要求、せわしなく動くコース……ありとあらゆる難しいコースが襲ってくる。”悪意”といってもいいかもしれない。
▲"悪意"の一例。空中にあるのが「ゴール」で、それが上下左右にはねるので、ちょうど良いタイミングでゴールする。
こういったコースが序盤から登場するので下手な人間(主に筆者)だと滅茶苦茶ストレスが溜まる!!
また、このゲームには様々なモードがあって中でもチャレンジモード(1,2共にあった基本となるモード)は複数ステージをぶっ通しでクリアしなくてはいけないという恐ろしさ。
▲2021/12/23のストーリーモード最終面クリア率(ステージ名は編集で隠しました)。
1面は55000人クリアしていた……こっから難易度は考えてみてほしい。
そしてこういう難易度にしては救済処置が……あまりよろしくない!!
一応ボタンを押すと全ての動きがスローになるというモードはある……が、テクニック方面の補助があるわけではないので出来ない時は出来ない!
また、ステージスキップして次の面に行くといったこともできなくはないが、するのに大量のゲーム内通貨(実績等で溜めることが出来る)が必要となる。でも、冷静に考えるとスキップしなくちゃ進めないタイプの人はそんなに通貨は溜まらないような……?
ゴールの先は"快楽"か、"憤怒"か
こういった高難易度ゲームや所謂死にゲーに対してプレイヤーは何を求めるのだろう。恐らく「クリアしたという実感」であろう。もっと感覚的に言うと「緊張感高まる戦闘の後に来るやり切った感、もしくは安心感に近い快楽」なのかもしれない。
そういう意味であれば、このゲームはその「快楽」を得れる人間のみ楽しめるのかもしれない。もちろん、世の中には極端の高難易度ゲームに「憤怒」の感情しか出てこない人もいる。そういった人はこのゲームに怒りながらクリアするしかないであろう。私は後者ですが……
最後に、このゲームには球を転がすメインモード以外にパーティモードというものがある。こちらは非常に楽しいパーティゲームの数々があるので、パーティゲームとして買うのは普通にありかもしれない。こちらが気になる方も、是非。
▲パーティゲームの内の1つ「モンキードッグファイト」。カプセルを開いて銃を持ち空中戦!!てかカプセル開くなら本編で開いてくれ!!!